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断酒会本部定例会に行ってきました。

私は「堺鳳断酒会」に所属しています。先日「本部定例会」に出席してきました。いつもの支部例会とは違い初めての顔ぶれの方も多数出席されていました。ほとんどの方が50歳以上の方なのですが(僕は最年少の部類)、今回は20代の方がお一人。こんなに若くして「アルコール依存症からの障害者」になられる方がおられるなんて・・・改めて「酒害」の恐ろしさに驚かされました。彼のエピソードをかいつまんで紹介させていただくと「飲酒を始めたのは二十歳前ぐらいからとの事。専門学校の授業内容に無力感を感じ、憂さ晴らしに酒を飲み始めたのがきっかけ。やがて酒に安楽の地を求めるようになり、下宿で飲んでいた酒が、やがては路上でも。ついには学校の中・公園・通学時の駅のトイレ内で・・専門学校に通う為に貯めた貯金をすべて酒に代えていったそうです。専門学校も辞めざるしかなくなり、住む場所もなくなった彼は、何とか当時付き合っていた彼女の元に転がり込みます。しかし飲酒は収まりません。彼女に嘘をついてはお金をもらい酒を飲んでいたそうです。彼女からも酒を止めるように諭されましたが、やがてそれから注意されるたび、彼女に暴力を振るうようになり、別れることに。実家に帰る訳ですが飲酒は収まりません。やがて体にも異変が。足やお腹が象のように膨れ上がるのに、体重は減る一方。見るに見かねたお父様が彼を強制的に入院させたそうです。かなり厳しい入院生活だったらしいのですが、そこで断酒会と出会い、何とか今断酒に成功しているそうです。」彼曰く「お酒のない生活がこれほど楽で、身体が軽く、毎日が楽しい。」ぼくも昨年初め漸く「アルコール依存症性鬱病」と診断され(7年前に発症した鬱病は当時、アルコールから起因するものではないと診断されていました)断酒会に入会。1年と2か月になりますが、その間何度もスリップし、今やっと4か月の断酒に成功しています。本当に心身ともに以前よりはるかに生活が楽です。色々なことに挑戦できるようになってきました。アルコール依存は一生付きまとう病気です。これからも「一日断酒、例会出席」がんばります。(長い文章、最後までお付き合いくださった方有難うございます)


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